【引越】ゲームオタクの引っ越し失敗談:私が経験した失敗とその教訓

体験談

みなさんは引越しする際に何を基準に部屋を探しますか?
家賃、間取り、立地などさまざまな条件の中から、いくつか優先度を絞って部屋探しをすると思うのですが、時に見誤って引っ越した後に「こんなはずじゃなかった!」なんて失敗の経験ありますか?

私はこれまでに人生で4回引越しをしており、そのうち関東圏で3回引越しをしています。
さすがに何度も引越しをしていると、その都度重要視すべき項目がおのずと見えてくるのですが、
この記事では私個人が思う最低限快適なゲームライフを行う上で失敗しないための部屋選びのコツを書いてみようかと思います。

引越しの失敗談

私が関東で初めに住んでいた部屋は、鉄筋系の6.5畳ぐらいのワンルームマンションでした。
当時部屋を探していた時はマンションに住みたいというざっくりした理由で選んでいたので、部屋の構造とかにはあまり気を使っていなかったのを覚えています。

大家さんも良い人で、スーパーまで10分、コンビニまで5分、最寄り駅まで5分と条件が良かったので、収納スペースが無かったことを除けば特に不自由はありませんでした。
大体15年近く住んでいたのですが、物が捨てられないタイプの人間だったので、年を追うごとに荷物が増えて部屋が狭くなったのが、次の引越しを考えることになったきっかけですね。

2回目の引越しでは、荷物が多かったので部屋の広さと収納スペースを重視して探しました。
その時は不動産屋の店舗に直接行って部屋探しを依頼したのですが、どうにも担当者が「良いところはすぐ埋まる」とか「次回ご来店いただいたときには内見に行きましょう!」とか決定をやたらと急かしてくる…。

この時点で気づくべきだったのですが、次の更新までの期間も迫っていたため、やむを得ず2回目の来店で内見に行くことに。

おススメ物件として紹介されたその部屋は、木造2階建ての間取り1K10畳ぐらいの広さでした。ペットOK(飼ってないけど)、広さもOK、収納スペースも十分だったのですが、内見中窓を閉めているのにどこからか話し声が聞こえるのが気になりました。
その時の私と担当者さんの会話はこんな感じです。

なんだか窓閉めてますけど声が聞こえません?声気になるんですが。

聞こえますね。でもカーテン閉めたり、家具置いたりすれば聞こえなくなりますよ。

は、はぁ…そんなもんですかね?

ここで、冷静に考えてそんなわけあるかい!って疑えば良かったけど、時間もなかったので結局そこに決めることに。
引越しが終わって、荷解きも終わりくつろいでいるとやっぱり隣人の話し声が聞こえる。
それってつまり裏を返せばこちらの音も漏れるということで、引越し初日に後悔をしましたね。

お高い引越し費用を払ってしまっているので、すぐに引っ越すわけにもいかず、隣の音が気になって仕方なかった私は、外部からの音をシャットダウンしたくて動画を見る時もゲームをするときもずっとイヤホンをつけていました。

トラブルも面倒だし何かを我慢しながら制限された生活はストレスがたまるしで、気がおかしくなりそうでした。
結局のところそこでは1年7か月我慢して住みましたが、我慢の限界を後押ししてくれているかのようにコロナの影響で仕事がリモートワークに完全移行したので、音漏れが困るという理由で引っ越しを決意しました。

これが私の人生における引越しの最大の失敗点です。

引越しで重視すべき最低限のポイント5つ

家賃、駐車場、駐輪場など個人の予算や所有の有無のあるなしで変動するものについてはこの記事では省きます。

最低限これは重視した方がいいというものを上げていきますが、ざっくりと分けると以下に該当する人向けの記事です。

  • 騒音防音が気になる人
  • オンラインゲームや動画配信をする人
  • グッズや本など荷物が多い人

ポイントは下記の5つ!

それでは順番に書いていきます。

建物の種類と構造

鉄筋コンクリートのマンションタイプを選ぶ

防音と騒音を気にするなら、建物の種類は鉄筋系のマンション以外の選択肢は無いです。
周りを気にせずTVや音楽を聴きたいという人は最優先で気にしましょう。

これは3回目の引越しの時に担当だった不動産屋の人から教えてもらった内容ですが、
内見に行ったとき、フロアの掲示板に騒音に関する張り紙があったら音に関する何かしらの問題があると思った方がいいです。

次に部屋の中に入ったら、壁をノックしてみましょう。
構造が鉄筋コンクリートであれば、ノックしたときに「ゴツッ!ゴツッ!」っとした音が鳴るはずです。
逆に木造である場合は、「コンコンッ!」といった軽い音が鳴ります。

デザイナーズマンションとかではよくありますが、鉄筋と書かれていても全てがコンクリートで出来た壁ではないこともあるので注意が必要です。

防音騒音を気にする場合は四方八方が「ゴツッ!」と鳴る壁が理想ですね。

部屋の階層と位置

階層は2階以上(できれば最上階)の角部屋が理想

鉄筋コンクリートのマンションであればそうそうないと思いますが、物を落とした音が上から響くとか、大音量の重低音が響くとかはあったりします。

騒音に関しては気にしだすときりがないですが、せっかくなら両隣の内どちらか片方は部屋が無い角部屋で、上に誰も住んでいない最上階が精神的に気を遣う箇所が減るので狙いたいです。

1階を避ける理由は、近年の気候の変化を見ていると大雨とかで浸水の可能性も無きにしも非ずなので最悪の事態を避けるためです。
賃貸契約の際にハザードマップも一緒に渡されると思いますが、何が原因で浸水するかなんてわからないですしね。

あと極力隣の住人と会いたくないとかであれば階段やエレベーターに近い部屋を選ぶのも良いかと思います。

部屋内の構造

ユニットバスは避け風呂トイレ別を選ぼう

ユニットバスを避ける理由は、構造上掃除が大変だからです。
あと浴槽が狭くなります。

体を洗う時は浴槽の中でお湯を張る前に体を洗うことになるし、浴槽にお湯を張ると今度はシャワーが浴びにくいという欠点があります。

気を使わないとトイレ側までビチャビチャになるなんてこともありますしね。
そして、何より体育座りで縮こまって浴槽に入るより、足が少し伸ばせるぐらいの浴槽は欲しくありませんか?

収納スペースは多いに越したことはない

ミニマリストの方は対象外ですが、自分みたいな物が捨てられないオタクは本とかゲームとかグッズとか、色々と荷物が多いと思うのでできるだけ広い収納スペースがある部屋を選びたいものです。

条件指定で絞ると極端に数は減りますが、ウォークインクローゼットや床下収納が付いている部屋だとたくさん荷物を入れておけるので、部屋も広々と使えて良いですね。

ガスコンロは無くてもOKでもエアコンは必須

IHクッキングヒーターが常備されていると理想ですが、最近は7000円とかで安いIHクッキングヒーターが買えるので、無理にガスコンロが付いている部屋じゃなくても良いかと思います。
火事とかが気になる人は絶対IHのほうが安全ですしね。

エアコンは必須です。
冬はこたつなり電気ヒーターなりPCの排熱なりで寒さをしのぐのは何とかなるのですが、夏の暑さは扇風機では耐えられませんのでエアコンのある部屋を選びましょう。
PCやゲーム機の排熱でさらに部屋内の温度が上昇する可能性がありますしね。

セキュリティと治安

TVモニター付きインターホンとオートロックを選ぶ

セキュリティに関してはあまり過剰に意識するほどではないですが、少なからずTVモニター付きインターホンが付いている部屋を選ぶのがいいです。
最近はもうないですが、以前TVモニターが無いインターホンの部屋に住んでいたいときは、新聞の勧誘とかいろいろあったので、訪問者の顔が見える方が何かと安全ですしね。

さらに言えば部屋の玄関ではなくて、建物の入り口がオートロックだとさらに安心感が増します。

治安は建物の空き部屋のポストやゴミ捨て場近くにコンビニがあるならそこのゴミ箱などを見てみるといいと思います。

空き部屋なのにポストの中に大量にチラシが詰まっていたり、ゴミ捨て場に置いてあるゴミが散らかっていたりしたら、建物の管理が行き届いてない証拠です。

付近の治安は大抵不動産屋の方が詳しかったりしますが、近所のコンビニの外にあるゴミ箱が汚かったり、近場の公園にゴミが散乱してたりしたら治安が悪い可能性も高いですね。

インターネット環境

建物に光回線が来ているかと部屋内に光回線のジャックがあるかをチェック

ここを読んでいる人はある程度ネット環境に詳しいかと思うので、あえて書くほどでもないかもしれませんが、インターネット無料は基本罠です。

快適にネットゲームや動画配信を楽しみたいなら、これだけはお金がかかっても妥協せず、自分でプロバイダーと契約するタイプの方が絶対いいと断言できます。

建物に光回線が来ているかどうかは物件の資料説明欄に書いてあることがあると思いますが、その回線が早いかどうかはまた別の話です。

テレワークの普及にともなってネット環境を気にする人が増えたので、ネットにある程度詳しい不動産屋ではNTTと契約していて、回線速度まで調べてくれたりするところもありますが、不動産屋の担当者さんがネット環境に疎いと話が嚙み合わないなんてこともあります。

内検に行ったときは必ず、部屋内に光回線のジャックがあるかどうかまで忘れずに見ておくのをお勧めします。
前に住んでいた人が、ネットを使う人であればジャックがあると思いますが、ネットをやらない人だった場合は、NTTに頼んで工事をする必要があるので約2万円ぐらいの工事費がかかります。

まとめ

いかがでしたか?
人によって部屋の条件で重要視するべき箇所は変わってきますが、私が引越しを繰り返して実際に思ったことや感じたことを例に、ここだけは押さえておきたいという内容をまとめてみました。

1回の引越しにかかる費用も安くはないので、可能な限り時間に余裕をもって慎重に選びたいものですね。

関東圏で3回目の引越しとなった今の部屋は、時間をかけてこれらの条件をすべて満たす部屋を見つけてもらったのでとても満足しています。

これから引越しを予定している方の参考になれば幸いです!

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