3月の初めに横浜のガンダムファクトリーに行って動くガンダムを見たとき、久々にガンプラを作ってみようかと思ったのがきっかけで再開しました。
この時は残念ながら休業日だったので動いているところは見れなかったのですけどね…。
それはさておき、ガンプラは過去に何度か作ったことがあって全くの初心者と言う訳ではありません。
とはいうものの、知っている機体でもリニューアルされたキットが出ていたり、以前は無かったグレードが増えていたりして大分進化していますね。
私が知っているのはいわゆる旧キットに該当するので、もう一度ゼロから始めるつもりでこのタイトルとしました。
ところで、みなさんは一番最初に作ったガンプラとか覚えてたりしますか?
私の場合は小学校のクラブ活動か何かで作った「ハイゴック」でしたね。
ポケットの中の戦争は当時知らなかったのですが、なぜかハイゴックがとても人気があったので周りの流行にのっかって作ってみたというのがきっかけです。
その後に「Wガンダム」にはまってW系の機体を作って、最後に作ったのは「SEED」の旧キット1/100バスターガンダムでした。
調べてみると発売が2003年3月下旬と書いてあるので、実に21年と数か月ぶりと言うことになりますね。
目次
まずは作成用の工具を揃えてみる
プラモデルを作るのに欠かせないものと言えばニッパー。
EGでは使わないと説明がありますが念のため用意。
さすがに過去に使っていたものはどこかに行ってしまったので、お手頃なお値段のタミヤのモデラーズニッパーαにしました。
手に馴染むのでオルファのアートナイフを使っています。
巷で噂の「ヌルっと切れる~」とか「ゴッドハンド」的なニッパーにも興味はありますが、最初から使いこなせるかは微妙なので復帰したては身の丈に合ったもので十分です。
慣れてきたらいずれは使ってみたいですね!
次にグレードを選ぶ
ガンプラにはスケール(大きさ)や設計の違いでさまざまなグレードが存在します。
個人的に調べてみた範囲で簡単に表にまとめてみました。
グレードの種類 | スケール | 値段 |
スーパーデフォルメ(SD) BB戦士 | ノンスケール | 500円~1,500円程度 |
エントリーグレード(EG) | 1/144 | 550円~1,100円程度 |
ハイグレード(HG) | 1/144 | 1,000円~1,500円程度 |
リアルグレード(RG) | 1/144 | 2,000円~3,000円程度 |
マスターグレード(MG) | 1/100 | 3,500円~6,000円程度 |
パーフェクトグレード(PG) | 1/60 | 12,000円~20,000円程度 |
フルメカニクス | 1/100 | 4,400円~5,500円程度 |
メガサイズモデル | 1/48 | 8,500円~9,500円程度 |
※値段については一部例外のキットがありますのでおおよその目安としてください。
この中で初心者にオススメなのは組み立てやすさとお値段から考慮すとEGとHGの2つです。
全くガンプラを触ったことが無いという方は「ニッパーを使わなくても作れる!」が謳い文句のガンプラ入門キットとも言えるEGから作ってみるのがよさそうです。
短時間でお手軽組みあがるし、お値段もお手頃なのでおススメです。
HGから選ぶもまた良し。
HGの売りはキットの種類が豊富にあるところなので、お気に入りの機体があるならこのHGから入るのも良いかと思います。
ただしニッパーは必要になるので事前の準備はお忘れなく!
RG、MG、PGは中級~上級者向けのキットとの認識です。
可動域も広がり構造が複雑になってパーツ数も多くなるので時間がかかりますし「慣れてきたら手を出してみる」という感じで最初はスルーしてしまっても良いのでは?と思います。
当時は「SD」「HG」「MG」の3つしかなかったと記憶していて、仲間内では「1/144」「1/100」「BB」のどれかで呼んでいました。
それゆえ「HG」とか「MG」とかグレードで呼ぶのは少し違和感があって、なかなか慣れないのですが、RGをはじめ最近耳にすることが多くなったEGやフルメカニクスなんかは、パッと見て何が違うのか最初はよくわかりませんでしたし覚えるのも結構大変ですね(汗)
今回は復帰なので初心に戻って「EG」を作ってみようかと思います。
作るキットは「世代」と「思い入れの強さ」で選ぶ
ガンダムと言ってもシリーズはいろいろあって、初代から最新のものまでさまざまですが、世代ということもあって特に思入れが強いのは「新機動戦記ガンダムW」と「機動戦士ガンダムSEED」です。
当時の思い出を語りだすと話が長くなるため、後の制作ブログで語るとして今回は割愛しますが、個人的に好きな機体を挙げると「ヘビーアームズ」や「バスターガンダム」といった火力特化の機体にとても魅力を感じますね!
ということで、作る機体は「ガンダムW系」と「ガンダムSEED系」のキットをメインで作っていこうかと思っています。
幸いWやSEED系のキットは種類も再販回数も比較的多く入手しやすいみたいなので助かりますね。
「ウィングガンダム」や「フリーダムガンダム」「ストライクガンダム」辺りは種類が多すぎて何が違うんだろう?レベルの物も多々ありますが…。
2022年6月現在「EG」に該当するキットは全部で4種類(ライトパッケージを合わせると6種類)ありますが、その中から「SEED系」となると「1/144 ストライクガンダム」があるのでこれを作ります。
制作フェーズ
ランナーは全部で4枚。
EGということで数も少なめですね。
制作時間は大体1時間ほどで出来上がりました。
ニッパーやデザインナイフの出番は本当になかった…。
付属は「ビームライフル」と「シールド」の2つのみ。
ライトパッケージVerの方についているためでしょうけど、「ナイフ」はついてなかったです。
EGなので最低限ではありますが、思っていた以上に色分けがしっかりされていて見た目は良いかも?
ストライクといえばアニメのOPで有名な「SEED撃ち」。
ポーズや撮影の角度がちょっと甘い気がしますが、その辺は流してください。
SEED撃ちのポーズをとることは問題ないですが、背中のバックパック?(であっているのかな?)が無いのでイマイチな感じは否めませんね…。
背中に取付用の穴が開いていて、HGのエールストライクガンダムについているバックパックを取り付けられるみたいなので、HGのエールストライクを購入することがあったら移植してみようかと思います。
久々にガンプラを作ってみた感想
思ってた以上に簡単に組めてしまって少々物足りなさは感じますが、ちょっとした空いた時間に作るにはちょうどいいですね。
作っている間は無心で取り掛かれるのがガンプラの良いところ。
コロナが落ち着くまでのお供としても相性は良いですし、気分転換にも最高の趣味です。
何かの記事で見ましたが、最近は小学校の授業でガンプラを作ったという話も見ましたし、年齢関係なく楽しめ小さいお子さんにもお勧めのキットだと思うので興味のある人はぜひ。
【おまけ】MGヘビーアームズを作る(2022年6月追記)
冒頭で3月上旬に掲載予定だった記事であることは書きましたが、EGのストライクの後に作ったキットがあるので紹介します。
何を作ったかというと…
そう…ヘビーアームズですね。
しかもいきなりのMG。
丁度再販がかかって家電量販店にたくさん並んでたんですよこれが。
買わずにはいられなかった。
EGの次に作ったのがMGなんて自ら一気にハードルを上げた感じがしますが、とりあえず形にはなりました。
何よりサイズ感と見た目の重量感に驚きましたが、EGとは比べ物にならないほどのランナー数、旧キットの時には聞いたことが無い「デカール」という単語。
そして、久々にやった墨入れ。
今はガンダムマーカーという便利なものも売ってるんですね!
昔はシャーペンとか鉛筆で力技でやってた思い出があります。
ここからは私がやらかしたデカール初心者の失敗例です。
右腕のデカールを転写するときに上手く貼りつけられなくて、文字の一部がちぎれてしまったり…
右側の腰部パーツのデカールを左右逆に貼り間違えたり…
直下のデカールと貼る角度がズレたりと、いきなり作成する工程がドカッと増えて色々失敗しまくりでした。
墨入れはブラウンやブラック、グレーのガンダムマーカーを使って見よう見まねで入れ込んでみましたが難しいものですね。
ともあれ練習としては、とてもいい経験になりました。
気になったところ
他の同じキットもそうなのかはわかりませんが、MGヘビーアームズを組み立ててみて気になったところをいくつかあげていきます。
右の腰のミサイルポッドのパーツが緩くて、飾ったりポーズを取らせたときに勝手に開いてしまう点が気になります。
ヘビーアームズと言えばこの巨大なガトリングですが、指のパーツが外れやすくて上手く持たせるのに少々苦労します。
ガトリングのグリップは指にしっかりハマるのですが、ガトリングがデカくて重いということもあり腕の甲のパーツとくっ付けるのに何度もポロポロと落ちてしまって大変でした。
とはいえ、ヘビーアームズ好きとしてはそれらを踏まえても見た目も重量感も申し分のない良いキットだと思います。
他にもプレミアムバンダイ限定の「イーゲル装備」や「改」もあるので入手出来たらぜひ作ってみたいものですね。
MGヘビーアームズは再販には恵まれているので、もう1つ同じキットを買う前提で今回作ったキットは墨入れや塗装の練習用にしようかなと思います。
合わせて、模型の撮影技術も一緒に向上させられるといいですね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
次回はまた別キットの制作日記を紹介します。
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