変な夢を見ると噂のスティルトンチーズを食べる【第1回 検証結果レポート】

検証

SNSや動画等でも時々話題となる変な夢を見ると評判のチーズ「スティルトン」を買ってみたので、個人の勝手な「妄想」と「考察」を踏まえて「変な夢」の検証をしていきます。

今回はその第1回目として6日間で検証します。

検証するにあたり事前に色々な記事を見てみましたが、結果報告には「夢を見なかった」「夢の内容を覚えていない」などの内容もあるので必ずしも夢を見るとは限らないようですが、はたして…。

スティルトンチーズとは?

イギリス(イングランド)原産のチーズで、「ゴルゴンゾーラ」や「ロックフォル」と並ぶ世界3大ブルーチーズの1つ。

スティルトンチーズは初めて食べましたが、なかなかに癖になる味ですね。
独特の香りがあって、味は塩気が多く非常にしょっぱいです。
食べてるとお酒が飲みたくなるのでワインなどにはよく合うはず。

▼悪夢のチーズと呼ばれる由来
英国のチーズ委員会が被験者200人を対象に行った検証で、就寝30分前にスティルトン20gを食べた、男性の75%、女性の85%がそれぞれ「奇妙で鮮明な夢」「奇怪な夢」を見たという説がある。

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人間の睡眠についての考察


睡眠中に夢を見る条件は今現在も解明出来てはいないようですが、昨今はレム睡眠、ノンレム睡眠どちらの状態でも人間は夢を見ていることが判明しているそうです。

人間の睡眠周期はレム睡眠(浅い眠り)から始まり、ノンレム睡眠(深い眠り)を一定周期で繰り返すことはみなさんもご存じかと思いますが、夢の内容を覚えているかどうかは繰り返している周期のどこで目覚めたかが影響していると思われます。

一般的にはレム睡眠(浅い眠り)のタイミングは、脳も活動していて眼球も頻繁に動いているため夢を見やすく、その内容も割と鮮明に覚えていると言われており、その反面でノンレム睡眠(深い眠り)は、脳の活動が低下するので夢の内容が記憶に残りにくいとされています。

「夢を見なかった」「夢を覚えていない」といった結果は、おそらく睡眠に入ってから夢を見たタイミングが早すぎた(その後のノンレム睡眠のタイミングで記憶が薄れる)か、ノンレム睡眠周期のタイミングで目覚めてしまった人が該当するのかな?と個人的には考えます。

つまりは…

夢の内容を鮮明に覚えているようにするには、眠りを浅くするためにレム睡眠の周期を長くすることと、なるべく後半のレム睡眠のタイミングで見る。

という結論に至りますが、欠点は検証時にノンレム睡眠の時間が減るので睡眠の質が極端に落ちることが懸念されます。

あまり推奨できたものではないですが、寝る前にお酒を飲むとアルコールの解毒処理に肝臓が働くため、就寝中の眠りが浅くなるはずです。
逆を言えば眠りの質が良い状態の場合は検証が失敗に終わる可能性が高いということですかね?

夢の内容についての考察

夢に関しては、「一貫性が無い」とか「統一性が無い」と言った感想が多いですが、夢は脳に記憶されている過去の出来事を断片的かつランダムに組み合わせて一本化したものであるというのを過去に何かの記事で読んだことがあります。

個人的な解釈で例えるなら下記のような感じでしょうか?
※わかりにくかったらすみません!

▼例1 「脳」=「箪笥」「記憶」=「引き出し」と例えるなら
箪笥の引き出しを適当に開けて引き出しの中のものをバラバラに組み合わせたもの。

▼例2「脳」=「データベース」「記憶」=「動画ファイル」と例えるなら
データベースに保存されている動画ファイルをランダムに開いてバラバラに繋げたもの。

上記のとおり、人間の見る夢が脳に蓄積されている過去の記憶をもとに形成されているのであれば、何かしらの知識や経験がベースになっていると思います。
気になる点はスティルトンを食べた後に見た夢の感想の多くが「変な夢」「奇妙な夢」という表現におおかた統一されてるところですね。

仮説として思いつくのは…

①登場人物
→現実に存在する人で知らない人(顔を見たことが無い人)は出てこないと想定

②その他、場所、生き物、機械など
→現実、空想問わずなんでもあり得る

①と②のいずれにも該当しますが、写真や絵画またはTVなどで視覚的に一度でも目にしたことがあるなら夢に登場する可能性はあると想定します。

①の登場人物は、名前は知らなくても視覚を通して顔を見たことがある人なら全てが対象。
②に関しては、①の内容に加えて絵画、映画、CGなど日常で目にするもの以外にも、頭の中でイメージできるものすべてが対象になりそうなので、現実離れした近未来的な風景なんてのも普通にありそうですね。

1つ懸念として残るのは「変」「奇妙」と言った定義が人によって異なるので、自分が見た夢が他の人にとって普通かつ何の面白みもない夢である可能性もあるわけです。
また可能性として男性の75%に入らない可能性もあり、何の面白みもない悲しい結末も予想されます!

意図せずともこのパターンに該当するのが一番記事ネタとして怖いような気もしますが…。

余談ですが、これらに該当しないものとしては「予知夢」や「正夢」といったものがあります。
そういった類のものを稀に見るのでこちらの記事も何かのタイミングで書ければ記事にしてみたいですね。

予知夢を見れるチーズ!とかあったら面白いのですが、さすがに無いか。

検証の準備と条件

条件は下記のとおりです。
1日ずつ計6日で6回に分けて検証します。

  1. 寝る30分位前に食べる
  2. 1回の摂取は20グラム
  3. 就寝する時間帯はある程度統一する
  4. 6日間のうちいずれかの日は眠りを浅くするため飲酒をする

結果報告

▼検証1日目 半分成功? ※お酒無し
AM02:44就寝‐AM08:37起床
・合計睡眠時間 5時間33分
・レム睡眠合計 4時間28分
・ノンレム睡眠合計 1時間25分

【夢の内容】
内装がログハウスのようなオシャレなカフェで、体が宇宙人のように細く、全身真っ黒なスーツに身を包んだたちが5、6人居て雑談をしているといった夢。
※顔はぼやけて見えませんでした。

うーん。
奇妙と言えば奇妙な夢ではありますね。

寝付いてすぐのタイミングで見ていたと思うので、会話の内容までは覚えていません。
夢の内容を「鮮明」に覚えていたわけではないので半分は失敗です。


▼検証2日目 失敗 ※お酒無し
AM02:09就寝‐AM08:50起床
・合計睡眠時間 6時間41分
・レム睡眠合計 5時間17分
・ノンレム睡眠合計 1時間24分
夢を見た記憶が残っていない。


▼検証3日目 失敗 ※お酒無し
AM02:25就寝‐AM09:00起床
・合計睡眠時間 6時間27分
・レム睡眠合計 5時間24分
・ノンレム睡眠合計 1時間3分
・目覚め 8分
夢を見た記憶が残っていない。


▼検証4日目 失敗 ※お酒無し
AM02:49就寝‐AM08:22起床
・合計睡眠時間 5時間14分
・レム睡眠合計 4時間24分
・ノンレム睡眠合計 50分
・目覚め 19分
夢を見た記憶が残っていない。


▼検証5日目 失敗 ※飲酒
AM02:55就寝‐AM08:42起床
・合計睡眠時間 5時間47分
・レム睡眠合計 4時間56分
・ノンレム睡眠合計 51分
夢を見た記憶が残っていない。


▼検証6日目 失敗 ※飲酒
AM02:08就寝‐AM08:34起床
・合計睡眠時間 6時間26分
・レム睡眠合計 5時間22分
・ノンレム睡眠合計 1時間4分
夢を見た記憶が残っていない。

まとめ

結果を見る限り、夢を見たのは1回きり。
夢の内容をあまり覚えていないところも踏まえると私自身は残りの25%側のタイプに該当しそうです。

開始から2日目ぐらいまでは何ともなかったですが、続けている内にだんだんと眠りの質も落ちてきて、後半は昼間に眠くなることが頻発していたので、今回の検証はここまでとします。

お店で買えるスティルトンチーズにもいくつか種類があるので、引き続き時間をおいて検証は続けます。
次回はまた別のチーズで試してみようかと思います。

「変な夢」や「奇妙な夢」に興味がある人はぜひ一度試してみはいかがでしょうか?

また、他の方の記事を見ていた時に見つけたのですが、食べたチーズによって見る夢が変わるという面白いものもあったので、機会があればすべて試してみたいですね。

中でも性別によって見る夢が異なる「ブリティッシュブリー」なんかは悪夢に限定されているのでとても気になります。

▼レッドチェダーチーズ
幼いころの夢、懐かしい夢
▼チェダーチーズ
有名人の夢
▼ブリティッシュブリー
男性:悪夢
女性:リラックスした夢

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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