【初心者必見!】SunoAIを使ってみよう!AIで簡単に作曲する方法

AI

AI技術が進化して、最近は音楽や動画なども作成可能になりました。
今回は、自分でも楽曲を作ってみたいけれど、方法がわからないという人に向けて、この記事では音楽制作サービス「SunoAI」の基本的な使い方と簡単に作曲する方法についてご紹介します。

「SunoAI」は、人工知能技術を活用し、誰でも簡単に音楽を作成できる楽曲生成AIです。
これまで作曲の経験がない人や、楽譜が全く読めない人でも直感的な操作でプロ並みの楽曲を生成することが可能です。

AIによる作曲の利点として、時間と労力の節約、創造性の拡張、技術的な知識がなくても高品質な音楽を作れることがメリットとして挙げられますね。

SunoAIの基本概要から始め、具体的な操作手順、作曲のコツ、活用方法まで詳しく解説します。
初心者でも安心して使えるように、詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

SunoAIの基本概要

参考:SunoAI

「SunoAI」は、AI技術を用いて音楽を生成するプラットフォームで、ユーザーが設定したパラメータに基づいて、メロディ、ハーモニー、リズムを自動的に作り出すことができます。

音楽生成AIとして「SunoAI」を選ぶ理由としては、簡単な操作性、幅広い音楽ジャンルに対応、リアルタイムでの編集機能が挙げられます。

また、初心者でも使いやすい直観的なインターフェースが特徴で、プロフェッショナルなサウンドを短時間で生成できるのが魅力です。
競合他社のツールと比較しても、「SunoAI」は特に操作の簡便さと生成される楽曲の品質に優れていて、初心者から見ても最初に使うAI作曲ツールとして非常に適しています。

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SunoAIの始め方

SunoAIを始めるには、まず公式サイトでアカウントを作成し、ログインします。

SunoAI公式サイト

必要なシステムの要件としては、最新のWebブラウザが利用できることと、安定したインターネット接続が推奨されます。

▼サインアップ
上記の画像は「SunoAI」のTOP画面です。
左下にある赤枠内の「Sign Up」を押すと、以下のようなウィンドウが開くので、「Discord」か「Google」または「Microsoft」のいずれかのアカウントでログインを行ってください。
※画面内にある黄色い丸の部分「Create」を押しても同様の画面が表示されます。

初期設定は非常に簡単で、サインアップを行った後すぐに作曲を開始する準備が整います。
初心者向けのチュートリアルも豊富に用意されいるので、初めてのユーザーでも迷うことなく設定を完了できますね。

SunoAIの画面は英語表示になっていますが、日本語で確認したいという方は、アドレスバーの右の方に表示されている赤い矢印の所をおすと、日本語に変換されます。
翻訳が若干不自然な部分もありますが、どういうことが記載してあるかはなんとなくわかるかと思います。
※こちらはchromeでのやり方です。

 

料金プランとライセンス

SunoAIは以下の3つの料金プランがあります。
上部に表示されているMonthlyかYearlyのボタンで月額払いか年額払いかを選べます。
年額で払うと少しお得に利用できるようになります。
続いてプランの特徴についてそれぞれを説明していきます。

Basic Plan(FREE)

・1日50クレジットを付与(10曲分)
商用利用が不可
・追加クレジットの購入不可
・混雑時は生成に時間がかかる
・2曲まで同時生成可能

Pro Plan 10ドル/月(年払い:8ドル)

・1ヶ月2,500クレジットを付与(500曲分)
商用利用が可
・追加クレジットの購入可
・混雑時でも優先的に生成可能
・10曲まで同時生成可能

Premier Plan 30ドル/月(年払い:24ドル)

・1ヶ月10,000クレジットを付与(2,000曲分)
商用利用可
・追加のクレジット購入可
・混雑時でも優先的に生成可能
・10曲まで同時に生成可能

作成した曲を商用利用する場合は、Pro Plan以上である必要があるので注意しましょう。
よほど大量に利用する人でない限り、一番安いPro Planでも十分かと思いますが、Premier Planの10,000クレジットでも足りないといった場合は、「Need more?」からお問い合わせとなっています。

SunoAIの基本操作

SunoAIのインターフェースは直感的で使いやすいデザインが魅力的です。

上記は左上に表示されている4つの項目のうち「Create」ボタンを押した際の曲の作成画面です。
それぞれ画面に表示した番号で内容を説明をしていきます。

①クレジット

無料での利用の場合は、毎日50クレジットが付与されます。
1曲作成するのに10クレジットを消費します。
SunoAIは1回の作成で2種類の曲を出力するので、20クレジットを使います。
1日5回まで、合計10曲作成可能ということになります。

Creditの下にある「Subscribe」を押すと、プラン契約画面に遷移します。

②プロンプト(呪文)の入力項目

「Song Description」と記載されている所が、いわゆる楽曲を作成するための「呪文」を入力するところです。
日本語でも入力が可能となっていて、曲のジャンルや雰囲気を入力すると音楽を作成してくれます。

▼Custom Mode
「Custom Mode」をオンにすると、歌詞を入力できたり、曲のスタイルを指定できより詳細な設定を加えることができるようになります。

▼Instrumental
「Instrumental」をオンにすると、歌詞のない曲を作成します。
BGMだけのサウンドトラックのような曲を作成したい時はこの項目をONにしましょう。

▼version選択
「v2」か「v3」を選ぶことができます。
versionの違いは以下に記載しますが、基本はv3を選択でよいと思います。

v2
・生成までの時間が長い(1分)
・1曲の長さは最長1分20秒まで
・歌声が割れる場合がある

v3
・生成までの時間が短い(10秒程度)
・1曲の長さは最長2分まで
・歌声が安定するようになった
・より多くのジャンルの曲に対応している
・音質があがった

▼Create♬
「Create♬」ボタンを押すと楽曲を生成します。

v2からv3になったことで、とんでもなく進化したので、v3はその気になれば演歌も作れますね。

③作成された楽曲が表示されます。

画像アイコンの部分を押すと音楽が再生されます。
曲のタイトルを押すと曲の詳細画面が開きます。

Goodボタン:押すとLibraryに保存されます。
Bad(?)ボタン:押すと③の楽曲一覧のリスト上から非表示になります。
Extend:楽曲の続きを作るときに使います。(詳細は長い曲を作ってみよう!にて)
Public:作成した楽曲を他のユーザーに見える場所で公開します。

④Select a song to preview

③で選択した曲の詳細が表示されます。
入力したプロンプトや、歌詞などが表示されます。

⑤音楽プレイヤー

楽曲の再生や停止、オートプレイ、リピート、音量変更などができます。

SunoAIでの作曲のステップバイステップガイド

まずはオートで1曲作ってみよう!

最初は操作に慣れるためとりあえず1曲作ってみましょう。
Song Descriptionの部分に「楽し気でアップテンポな日本語の歌詞の曲を作って」と入力し、「Create♬」ボタンを押して作成です。

すると、「キミと踊ろう」というタイトルで2曲作ってくれました。
ジャンルや楽器などすべて自動でAIが選択して曲を作成してくれる、いわゆる「オート作成モード」みたいなものですね。
作成された2曲はタイトルと歌詞が同じですが、曲調や楽器が異なっています。

参考までに作成した曲を公開しておくので聞いてみたい方は下記のリンクから聞いてみてください。

1曲目
2曲目

基本操作の項目でも説明しましたが、SunoAIは1曲の長さが最大で2分までしか作れません。
このオートモードで作った場合は、「1番の歌詞(Verse)」+「2番の歌詞(Verse2)」+「コーラス(Chorus)」の3つの構成で2分以内に収まるように作ってくれますが、続きを作ることもできます。

曲の続きの作り方を踏まえて、2分以上の曲の作り方は、次の「Custom Mode」の説明に記載しているので参照してみてください。

Custom Modeで作ってみよう!

Custom Modeは歌詞や曲調、楽器などのプロンプト(呪文)を入力することで、よりクオリティの高い曲が作れるモードです。
※Custom Modeを利用する場合は、「SunoAI」の利用規約への承諾が必要になります。

Custom ModeをONにすると、以下のように左側のカラムが拡張し①~③の項目が追加されます。

それぞれの項目について説明していきます。

①Lyrics(歌詞)

歌詞を入力する部分です。
ここに自分で作成した歌詞を入れると楽曲に反映されます。

歌詞を入力する際に覚えておきたいのが下記のタグです。

  • [Intro] イントロ
  • [Verse] バース(メロ)
  • [Chorus] コーラス(サビ)
  • [Outro]アウトロ
  • [End]エンド

楽曲を作る際、大体は下記のような構成になるかと思うのですが、そこまでガチガチに意識する必要はないかと思いますので、まずは歌詞だけ入力して自由に作り、試行錯誤しながら自分なりに調整していくのが上達のコツかと思います。

[Verse 1] 歌詞

[Chorus] 歌詞

[Verse 2] 歌詞

[Chorus] 歌詞

[End]

曲のテンポや歌詞の長さにもよりますが、上記の構成で2分だとたまに2回目の[Chorus]あたりで終わる場合もあります。
注意点としては、[End]や[Outro]といったプロンプトを入れないと曲が終わらないので、忘れないようにしましょう。

また、日本語で歌詞を入力する場合、難しい読み方のものや、複数の読み方があるものはAIが間違って読む可能性があります。
例えば「故郷」と書いてAIが「ふるさと」「こきょう」のどちらで読むかは運なので、こう読ませたい!という歌詞がある場合は「ひらがな」で入力しましょう。
言ってしまえば日本語の歌詞の場合は、今のところ全部平仮名で入力するのが最強です。

▼Make Random Lyricsとは?
ウィンドウ内の下に表示されている「Make Random Lyrics」は文字通りランダムで歌詞を生成してくれます。
ボタンを押す限り何度でも作り直してくれますが、基本歌詞は英語になってしまいます。

そんな時は、Lyrics内に日本語でイメージする曲の特徴を書いた後に「Make Random Lyrics」ボタンを押すと、日本語の歌詞を作成してくれるので試してみてください。
作成された歌詞は追加入力や修正が可能なので、出てきた歌詞をアレンジして自分なりに調整してみるのも良いですね。

②Style of Music(音楽のスタイル)

プロンプトを入力することで曲のジャンルやテンポ、声の変更(男性、女性、ボーカロイド)、楽器の種類などを指定することができます。
プロンプトを複数入力する場合は、1つ入力したら「,」で区切り、半角スペースを入力後次のプロンプトを入れていきます。

試しに今回は以下のプロンプトを入力して作曲みます。
「J-rock, Up-tempo, Piano, Hopeful」

それぞれ以下のような意味です
J-Rock:曲のジャンルがJ-Rockになる。
Up-tempo:曲がアップテンポになる。
Piano: 楽器にピアノを追加する。
Hopeful: 曲の雰囲気を希望に満ちたイメージにする。

出来上がった曲がこちらです。
最初に作った2曲から歌詞を平仮名に修正したりして少しアレンジしています。
Full:キミと踊ろう

曲の頭に[Intro]を入れていますが、いきなり歌詞から始まっていたり、入力したプロンプトが長すぎて指定したプロンプトが上手く反映されないとか、歌詞をすっ飛ばして歌ったりはチョイチョイあります。
あとは、実装されていない楽器もありますね。

出力された曲を聴いてみて、発音がおかしい場所や、飛ばされた歌詞がある場合は、次を作る前にこまめに調整を入れていきましょう。

▼Use Random Style
このボタンを押すと曲のスタイルをランダムで生成してくれますが、楽器の指定や声の指定まではできません。
Make Random Lyricsと同様に追加入力は可能なので、楽器の追加指定などを入れてみるのは良いと思います。

③Title(タイトル)

曲のタイトルを入力できます。
入力せずに作成した場合は、ランダムで歌詞やスタイルから連想されるそれらしいタイトルが自動で入ります。

長い曲を作ってみよう!

最長2分という制限があるため、楽曲を作成していると途中で途切れてしまう場合があります。
2分以内できっちり終わってくれるなら、それに越したことはないのですが、終わらないほうが大半だと思います。
その場合は、下記の画像内の赤枠で表示している①「Extend」を押してみましょう。
そうすると左のカラムに②の「Extend from」の項目が新しく追加されます。


▼Extend from
Extend fromの所に表示されている、枠内に時間を指定する項目があります。
ここには、続きを作りたいタイミングの時間を入れましょう。
例えば、2:00の曲の中の1:53の所から続きを作りたいといった場合は、01:53と入力するイメージです。
「Clear」ボタンは曲の続きを作るモードをキャンセルします。

なお、1回の「Extend♬」によって生成される続きの曲の長さは最大1分です。
仮にその続きの1分で曲が終わらない場合は、さらに作成された曲のExtendを押して続きを作ることができます。
ただし、続きの曲も1回の生成で2曲作られるので、1回「Extend♬」を押すごとに合計でクレジットを20消費するので注意が必要ですね。

ここで重要なのは、続きを作る前にLyrics内に記載されている歌い終わった歌詞を削って調整することです。
歌い終わった歌詞を残したまま、曲の続きを作るともう一度最初から歌い始めたり、アドリブが入ったりして順番通りに歌ってくれなかったり、歌詞をすっ飛ばしたりで良くわからない状態になることもあります。

上手く続きを作るコツは、途中で途切れた歌詞の1つ前のタグの歌詞から入力することですね。
例として、上記の画像の黄色枠で説明すると、右側のカラムで最後の[Chorus]部分を歌っている時に途切れた場合は、左側のLyricsの部分には1つ前の[Verse 3]の歌詞から入れておくと上手く行くケースが多いです。

続きの曲が出力されたら、良い感じで終わっている方を選択して一番右にある「…」を押すとメニューが開くので、その中から「Get Whole Song」を選ぶと、最初の曲と続きの曲を合成してフルの楽曲を作成します。
この時はクレジットを消費しません。
合成して出来上がった曲には「Full Song」のアイコンが付いているで再生してみましょう。

最終的に出来上がった曲がこちらです。
キミと踊ろう
Styleのプロンプトに変更を加えて、ジャンルを「J-Rock」から「Techno Pop」にして楽器の「Piano」を「Synthesizer」に変更しています。
それから、どうしても[Intro]が反映されないので、[Intro]のタグの下に[Synthesizer solo]を追加しています。

出来上がった曲は、「Download」から音楽だけの「Audio」か歌詞付きの「Video」を選んでダウンロードすることができます。
現時点で「Rename」を押すことでタイトルを変更することはできますが、出来上がった曲自体の修正や編集は行えないので、気に入ったメロディが出来上がるまで何度も出力する形になりますね。

その他の機能

▼Home
Home画面では、他の人が作ったがランキング形式やジャンル別に表示されていたりします。

▼Library
自分がこれまで作成した曲や、フォローしている人の曲、他の人の作った曲でGoodボタンを押した曲が表示されます。
プレイリストの作成もできて何かと便利です。

ある程度操作に慣れてきたら、Home画面からランキング上位の人の曲を聴いてみると色々と参考になることが見つかると思います。
SunoAIの良いところは、他の人のタグやプロンプトが見れるところにありますね。
他の人のタグやプロンプトを真似して作ってみると、最初に作った曲とは段違いのレベルの曲が出来上がったりしますのでぜひ参照してみてください。

まとめ

SunoAIの活用方法は多岐にわたります。
SunoAIは、作曲初心者だけでなく、プロの音楽制作においても強力なツールとなります。
広告用のバックグラウンドミュージック、ゲーム音楽、YouTube動画のBGMなど、さまざまな用途で活用できるのが魅力です。
例えば、YouTubeの人気クリエイターがSunoAIを活用して独自のテーマソングを作成し、チャンネルのブランディングに成功したケースもあります。
これらの事例は、SunoAIのポテンシャルを示す良い例であり、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに役立つことを証明していますね。

いかがだったでしょうか?
SunoAIは、AI技術を駆使して誰でも簡単に楽曲を作成できる優れたツールです。
この記事を通じて、SunoAIの基本と操作方法、具体的な作曲手順、活用方法についてお役に立てれば幸いです。

初めてAI作曲を試みる方にとって、SunoAIは強力なパートナーとなり得ます。
今後も技術の進化に伴い、さらに多様な機能が追加されることが期待されますので、ぜひこの記事を参考にしてSunoAIでの音楽作成を試してみてください。

次の記事ではSunoAIで利用できるプロンプトのまとめ一覧記事を作成してみようと思います。

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